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病院のご案内
院長あいさつ
日本赤十字社長崎原爆諫早病院 院長 福島喜代康

日本赤十字社長崎原爆諫早病院のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。令和2年4月1日より院長に就任し、おかげさまで6年目を迎えることができました。
当院は、平成17年4月に長崎県から成人病センター多良見病院の委譲を受け、日本赤十字社長崎原爆諫早病院として開設いたしました。内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器科、放射線科などの診療科を有し、内科系病床140床(結核病床を含む)を備えてスタートしました。その後、令和2年(2020年)10月には病床の再々編成を行い、現在は一般病床102床(急性期病床39床、地域包括ケア病床63床)、結核病床20床(陰圧病床)、および人間ドック専用8床の計130床となっております。諫早地区の内科系救急輪番病院として、内科系救急患者の受け入れも行っています。
当院は内科単独の診療体制のもと、総合健診(人間ドック)による生活習慣病などの早期発見に努め、急性期病床・地域包括ケア病床では内科系疾患の急性期から回復期までの治療を行っています。特に地域包括ケア病床では、長崎大学病院、長崎医療センター、諫早総合病院、長崎原爆病院などの基幹病院で治療を受けられた患者さんの受け入れを行い、在宅復帰に向けた支援を担う「ハブ病院」としての役割を果たしています。さらに、訪問看護ステーションによる訪問看護や訪問診療を実施し、在宅医療・療養に不安を感じておられる方々の支援にも力を入れております。
また、高血圧や糖尿病など生活習慣病の増加に伴い注目されている睡眠時無呼吸症候群(SAS)の確定診断として、コードレスPSG検査を年間約300件実施しています。SASと診断された患者さんにはCPAP治療を導入し、治療経過が良好な場合には、遠隔モニタリングによるCPAP診療も行っております。
結核医療については、結核指定医療機関として県央地域のみならず、新規結核患者の発生が全国でも多い長崎県において中核的な役割を担っています。我が国では高齢者の結核が多く、当院でも合併症を有する高齢患者さんの入院が多いため、多職種が連携し、在宅復帰を目指した結核治療に取り組んでいます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、長崎県では令和2年3月14日に第1例目が報告され、その後第1波から第5波、令和4年にはオミクロン株による第6波(BA.1・BA.2株)、第7波・第8波(共にBA.5株)、令和5年には徐々に減少し、5月8日以降は5類感染症(インフルエンザ相当)に分類されました。しかし、その後も第9波から第12波までが発生し、現在も注意が必要な状況です。クラスター(集団感染)の発生や感染拡大を防ぐため、三密(密閉・密集・密接)の回避、手指消毒、換気など、基本的な感染予防対策の徹底が求められています。“人間を救うのは人間だ”という赤十字社のスローガンを皆様と共有し、今後も感染対策に取り組んでまいります。
これからも日本赤十字社の病院として、予防医学、診療・看護、在宅医療を通じ、地域の皆さまに“心のこもった良質な医療”を提供し、信頼される病院づくりを目指して医療連携を密にし、職員一同さらに努力を重ねてまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和7年4月記
理念・方針
赤十字の使命
日本赤十字社の「赤十字の使命」ページをご覧ください。
病院の理念
赤十字精神のもと、地域並びに被爆者の皆様に「心のこもった良質な医療」を提供します。
病院の基本方針
- 赤十字基本原則のもと、患者中心の医療を提供します
- 被爆者の健康管理と診療の充実に努めます
- 医療連携を促進し、救急医療をはじめ地域医療に取り組みます
- 政策医療である結核医療の充実に努めます
- 赤十字病院として災害時の医療救護活動を行ないます
- 職員の自己研鑽・人材育成に努め、患者さんに信頼される医療人を育成します
患者の皆様の権利
- 個人の尊厳が尊重される権利があります
- 良質の医療を公平に受ける権利があります
- 診療・治療に関する説明を受ける権利があります
- 診療・治療行為を選択し決定する権利があります
- 個人情報が守られる権利があります
- 臨床研究に参加する権利と拒否する権利があります
患者の皆様に守っていただく事項
- 診療に必要なご自身の健康状態に関する情報を正確にお伝えください
- すべての患者さんが平等に適切な医療を受けられるように病院の規則をお守りください
- 他の患者さんや医療従事者に対しての暴言・暴力などの迷惑行為があった場合には診療をお断りすることがあります
- 健全な病院経営のために医療費は遅滞なくお支払いください
病院概要
名称 | 日本赤十字社長崎原爆諫早病院(略称 諫早日赤病院もしくは日赤病院) Japanese Red Cross Nagasaki Genbaku Isahaya Hospital |
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管理者 | 院長 福島 喜代康 |
所在地 | 〒859-0497 長崎県諫早市多良見町化屋986番地2 |
電話 | 0957-43-2111 |
FAX | 0957-43-2274 |
開設日 | 平成17年4月1日 |
病床数 | 130床(一般39床、地域包括ケア病床24床、地域包括ケア病棟39床、結核20床、人間ドック8床) |
診療科目 | 内科、呼吸器科、消化器科、循環器科、リハビリテーション科、放射線科 |
診療時間 | 午前8時45分~午後5時(受付時間:午前8時30分~午前11時) *急患の方はこの限りではありません。 |
外来休診日 | 土曜・日曜、祝日、年末年始(12月29日~1月3日) 日本赤十字社創立記念日(5月1日) *急患の方はこの限りではありません。 |
取扱い医療保険等
- 健康保険法による保険医療機関
- 老人保健法(老人医療)保険医療機関
- 労災保険指定医療機関
- 原爆被爆者援護法(原爆医療法)指定医療機関
- 結核指定医療機関
- 難病指定医療機関
- 特定疾患治療研究事業受託医療機関
- 生活保護法(医療扶助)指定医療機関
- 障害者自立支援法(育成医療・更生医療)における心臓脈管外科に関する医療
- 肝炎治療に係る医療費助成に係る診断書作成指定医療機関
診療機能等
- 二次救急医療輪番制病院
- 救急告示病院
指定医療機関
- 健康保険法による保険医療機関
- 老人保健法(老人医療)保健医療機関
- 労災保険指定医療機関
- 原爆被爆者援護法(原爆医療法)指定医療機関
- 結核指定医療機関
- 特定疾患治療研究事業受託医療機関
- 生活保護法(医療扶助)指定医療機関
- 障害者自立支援法(育成医療・更生医療)における心臓脈管外科に関する医療
- 肝炎治療に係る医療費助成に係る診断書作成指定医療機関(肝疾患専門医療機関)
- 二次救急医療輪番制病院
学会等認定施設
- 日本内科学会認定教育関連病院
- 日本呼吸器学会認定施設
- 日本呼吸器内視鏡学会認定施設
- 日本睡眠学会睡眠医療認定医療機関
- 日本感染症学会認定研修施設
- 日本肝臓学会関連施設
- 日本消化器病学会認定施設
- 日本消化器内視鏡学会指導施設
- 日本高血圧学会専門医認定研修施設
- 臨床研修協力施設
- 日本人間ドック学会の人間ドック健診施設機能評価 ver.3
- 人間ドック健診施設機能評価委員会が定める保健指導実施施設